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インドカレーはいつから辛さが選べるようになったのか?

実は私は辛いのが苦手で、あまりにも辛いものを食べるとお腹が緩くなってしまいます。自分が作るインドカレーも、「激辛!」っていうほどの味にしません。(それでも、周りの食べる人達から、からすぎる! と文句言われるたびちょっと反省するのですが)
このブログに載せているレシピも私が丁度良いと思う辛さに調節しています。



こういう話をすると私がカレーを作っていることを知っている方は変な顔をして「インドカレーが好きなのに辛いのが苦手なの?」という質問をしてきます。そういわれるたびに、ちょっと返答に困るのですが、「辛いことだけがインドカレーの全てじゃないんです。」と答えてます。



ここら辺りのことは カレー伝道師の渡辺玲さんのコラムに、こうかかれてます。(以下引用)


 ちなみにインドには、50倍とか100倍といった激辛モードによるランクづけは存在しない。
 せいぜいデリーやボンベイなどの大都市、それも西洋人が多く出入りするようなホテルのレストランのメニューブックに星印がひとつから三つまでついていて、ベリーホット、ホット、マイルドを意味する表示をしているくらいだ。
 当然こうした表示は外国人むけであるし、それらの高級店にしても、いちいちお客の好みの辛さにアレンジするようなことは通常しない。店ごと、家庭ごと、料理ごとにそれぞれ適切と思われる辛さに仕上げるわけで、もともと辛くなければおいしくないカレーもあれば、逆に辛くしては本来おいしくないカレーもある。
 辛味のつけ方だって調理人の腕とセンスの見せどころであり、客に勝手なリクエストをさせるものではないのだ。


 
 インドでは、日本のインドカレー屋のように、辛さを選ばせるといったことはしないのです。インドカレーにダルという豆のカレーがあるのですが、これ本来はそんなに辛い料理ではないですのですが、これにも。個人的な意見を言っちゃうと辛くしちゃいけない料理だと思ってます。
 
 では、なぜ日本のインドカレー屋で、インドでありえないカレーの辛さ調節のオーダーが生まれたのか?? ちょっと調べてみました。はっきりした根拠は見当たらなかったので、事実を元ににした私の推測も含まれてます。



 今から30年前ぐらいの、73年に「ボルツ」というカレー屋が都内に誕生しました。オーナーが変わってもこの店は今でもあり、看板に”辛さの元祖”と書いてあるこの店こそが、日本のカレーに「辛さ○倍」という概念を付けた原点といわれてます。 
 
 そして86年には激辛ブームが舞い起こり、ラーメンやお菓子、清涼飲料水などあらゆる製品に激辛を謳ったものが発売されました。カレーもその例に漏れず、レトルトカレーのLEEのような辛さを謳ったカレーがこの年に新発売されています。こういったブームの流れに乗るように前出のボルツのような辛さが選べるカレー屋がどんどんとできていきました。
 
 そして、89年のエスニックブームでは韓国料理、東南アジア料理、インド料理が取り上げられるようになります。前のブームでできた辛さが選べるカレー屋の流れを受けるようにインドカレーもまた辛さが選べるようになり、そこから次第にインドカレー=辛い といったイメージが定着していったのではないでしょうか。 




 ところで、よく「スパイシー」という言葉が、日本語の舌がヒリヒリするような「辛さ」と同義語の様に使われてますが、英語の本来の意味”Spicy”は、香辛料が利いている様を表す形容詞であって、唐辛子のみに限定したものではないのです。


 インドカレーの美味しさの基準の一つに”スパイシーさ”が挙げられるます。インド人は、新鮮なホールスパイスを使ったような、また、それを料理の都度ミルで粉にして香りの強いうちに使った、香りの強いカレー”を好むといわれています。 インド料理にはひきわりの豆を使った「ダル」というカレーがあるのですが、これこそ、辛くないけどスパイシーなカレー、といういっけん矛盾した料理じゃないかと思ってます。



 まあ、私も、「激辛カレーが食べたい!」 という好奇心からインドカレーを食べだしたので、あまり大きな口では言えない部分がありますが、インド料理屋へ行った際は、インドカレーの辛さ以外の部分、スパイスの香りにも注目して食べてみると色々な発見があると思います。



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[ 2011/06/10 22:26 ] コラム | TB(0) | CM(0)

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